イノウエハウジングさんは、材木からスタートした会社らしく、現在も八女の山林で自社管理した杉やヒノキなどを使い、日本ならでは、の在来工法である「木造軸組工法」で家づくりを行っています。地元の環境や産業に貢献すると同時に、その土地の風土に沿った家づくりを行うことが、人と家であり自然の本来のあるべき姿だというイノウエハウジングさんのポリシーなのです。
イノウエハウジングさんの設立は昭和61(1986)年ですが、その歴史は戦後間もない昭和21(1946)年までさかのぼります。戦後の混乱の中、「地元の材木を町の復興に供したい」との思いで初代の井上正巳氏が開業した井上製材所がその始まりでした。以来、製材から材木販売、建設業と、徐々に業容を拡大しながらも、創業から受け継がれる「人や社会と共生する精神」はイノウエハウジングさんの原点になっています。