埼玉県で注文住宅と建売住宅をどちらで購入する人が多いのでしょうか?新築建売と注文住宅の建てた比率を調べました。
持ち家と建売の棟数を比べてみる
平成28年 埼玉県の住宅着工棟数
総務省統計局の住宅着工統計の集計結果(平成28年)によると、
平成28年に埼玉県で新しく建てられた住宅数である住宅着工戸数は、59,406戸
そのうち注文住宅である持ち家数は、15,042戸
分譲住宅数が、21,196戸です。
そして、この分譲住宅数の中に一戸建てとマンションが含まれているのでさらに分けますと、
分譲住宅の一戸建数が、15,133戸
分譲住宅のマンション数が、6,053戸
ということになり15,133戸が建売住宅数となります。
全体の残りの住宅着工戸数が貸家などになります。
なので、埼玉で建売住宅と注文住宅の購入した人の比較としては、
注文住宅(1戸建て) 15,042戸
建売住宅(1戸建て) 15,133戸
となりました。
注文住宅と建売住宅数はほぼ同じ数でわずかに建売住宅の割合が多くなっています。
平成28年 全国の住宅着工棟数 持ち家と建売の棟数
全国でみてみると、持家着工数273,065戸、分譲(一戸建)着工数133,236戸で
注文住宅のほうが多いという結果になっています。
なぜ全国でみると注文住宅が多いのでしょうか?
資料をさらに見てみるとあることに気づきました。
実は、地方のほうが注文住宅が多いのです。
地方のほうが注文住宅の割合が多い
例えば、島根県だと持家着工数1,512戸、分譲(一戸建)着工数126戸で、なんと92%が注文住宅でした。
地方だと地域に密着した工務店ハウスメーカーなどが多いので要望がとりえやすい注文住宅が選択されています。
逆に、東京都だと、持家着工数 15,156戸、分譲(一戸建)着工数 18,686戸で、建売一戸建てのほうが多いという統計結果でした。さらに分譲マンションの着工数は35,687戸で全国で一番多かったです。人口と土地の割合で少ない土地を活かすためにマンションが多く建てられているのです。
以上が埼玉県の注文住宅と建売住宅の購入割合についての調査結果でした。
埼玉県で新築住宅を購入する際の注文住宅か分譲の建売住宅を購入するかの検討にご活用ください。