3階建ての注文住宅を建てるときの注意点と相場価格

3階建ての注文住宅を建てるときの注意点と相場価格についてまとめました。

3階建て住宅の施工棟数

木造3階建て以上戸建て等住宅の棟数は、2016年の合計棟数は25,869棟(前年比6.6%増)、2017年1月は1,739棟(前年度同月比10.9%増)、2017年2月は2,008棟(前年度同月比2.9%増)、2017年3月は2,483棟(前年度同月比5.6%増)、と国土交通省の調査で発表されています。年々3階建て住宅施工棟数は増加傾向です。

施工棟数前年度同月比
2017年3月2,483棟5.6%増
2017年2月2,008棟2.9%増
2017年1月1,739棟10.9%増

狭小地にも建てられる3階建て住宅は都心部を中心に人気の注文住宅ですが、3階建て住宅を建てるときの注意点を紹介します。

3階建て注文住宅を建てる前に地盤調査

3階建て注文住宅を建てる際には、その前に地盤調査をして強い地盤かどうかを確かめる必要があります。2階建て注文住宅よりも強固な地盤でなければならず、土地によっては地盤を改良する工事を必要とし費用がかかることもあります。地盤改良工事だけで100万円程度もかかるので、最初から地盤の強い土地を探し出しておくのがおすすめです。

これらの調査は無料で行うハウスメーカーもありますが、10万円近くはかかるもののプロの調査会社にお願いしてより確実な調査をお願いすることでちゃんとした地盤の上に建設することができるようになります。

3階建て注文住宅の構造

3階建て注文住宅は2階建て注文住宅の1.5倍の耐震性が必要とされており、建物の重さなどを支える構造でないといけません。木造の場合は柱だけでは不十分なため、壁を利用して強度を高めるなどのことをします。床なども強固にさせることで耐震や耐久につなげられるなど、2階建て注文住宅とは違うやりかたが求められます。

強度はRC造、鉄骨住宅、木造住宅+鉄骨、木造住宅の順になります。価格はRCが一番高く、木造が一番安くなりますが、あとは間取りをどうするかで大きく変わります。耐震ということを考える際にはあまり無茶な設計もできないためそのあたりは建築業者との話し合いになります。

3階建て住宅の建築コスト

2階建てに比べると建築費用が高くなります。地盤を強化することや2階建てには必要ない構造計算書も必要です。坪単価で計算をすると5万円から10万円ほどの差があり、2階建てに比べれば建築コストは高くなります。これに基礎を強化することなどを考えればさらに高くなります。

その一方で、土地の値段を切り詰められるのも3階建て住宅のメリットです。2階建てと3階建てで同じ面積にするのであれば3階建ての方が必要な土地の面積は少なく、それだけ安くできます。単価は多少上がるもののそれをカバーすることは大いに可能です。

3階建て住宅の建築実績が多い建築会社を選ぶ

3階建ての住宅を建てる際には、3階建て住宅を建てた経験や建築実績のある会社かが重要です。2階建てとは違い、階段の位置や水回り、生活動線など様々な面で異なります。また基本的に3階建ての住宅を建てる際は土地の狭さをカバーするためなど色々な要素があります。引き出しが多く、アイデアが豊富な建築会社であればお客さんを満足させるだけのプランも簡単に用意できます。

もちろんこうした実績のある会社が近くにあるとは限りませんが、インターネットで見つけ見積もりなどをとって比較して絞り込んでいくことをおすすめします。

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