注文住宅と建売住宅の違いとは何か?

2018年01月11日

家を建てようと家づくりの勉強を始めていると、家を建てるには「注文住宅」と「建売住宅」という2つの方法があることに気づきます。そんな人にわかりやすく注文住宅と建売住宅について解説します。

注文住宅と建売住宅の違いは?

注文住宅と建売住宅の大きな違いは、土地があるか土地がないかの違いです。注文住宅は建物のみのことで建売住宅は土地と建物のセットで売られています。注文住宅は土地がついていないので、家を建てるには土地を準備する必要があります。その分、注文住宅だけの魅力があります。それは、家を細かいところまで自由にデザインすることができることです。建売住宅はあらかじめデザインが決まっていることが多く注文住宅ほどの自由度がありません。

注文住宅は好きなところの土地を見つけそこに自分好みの家を建てられます。

建売住宅はあらかじめ用意された土地に用意されたデザインの家を販売しています。

注文住宅と建売住宅の費用面を比較

注文住宅と建売住宅の費用を比較してみると、注文住宅は4,378万円に対して建売住宅は3,338万円なので建売住宅のほうが価格相場は安いです。それは、ハウスメーカーなどが大きな土地(造成地)を作りまとめて新築住宅を建てるので建売住宅のほうが価格は安くなります。

注文住宅は土地も建物もすべて自由に選ぶことができます。注文住宅を建てた人の敷地面積と住宅面積の差を見てみると、建売住宅と比べ広くなっています。敷地面積と住宅面積の差が広いということは庭を広くしたり駐車場としての活用を考える人が注文住宅を建てた人に多いではないかと考えられます。

注文住宅の相場

全国 首都圏 近畿圏 東海圏 その他地域
住宅面積 39.1坪 38.5坪 39.5坪 39.9坪 39.1坪
敷地面積 92.3坪 70.3坪 70.2坪 86.5坪 110.3坪
建設費 3,308万円 3,593万円 3,436万円 3,405万円 3,106万円
土地購入費 1,070万円 1,561万円 1,130万円 821万円 643万円
総費用 4,378万円 5,153万円 4,566万円 4,226万円 3,749万円
坪単価 47万円 73万円 65万円 49万円 34万円
頭金 682万円 819万円 735万円 731万円 586万円
住宅ローン
借入額
2,569万円 2,706万円 2,632万円 2,615万円 2,471万円
月の返済額 9.1万円 9.9万円 9.3万円 9.3万円 8.7万円
世帯年収 597万円 648万円 603万円 599万円 569万円

建売住宅の相場

全国 首都圏 近畿圏 東海圏 その他地域
住宅面積 30.8坪 29.6坪 31.2坪 32.9坪 32.6坪
敷地面積 42.2坪 36.3坪 38.3坪 48.7坪 57.9坪
購入価格 3,338万円 3,646万円 3,270万円 2,956万円 2,700万円
坪単価 79万円 100万円 85万円 61万円 47万円
頭金 313万円 337万円 303万円 270万円 274万円
住宅ローン
借入額
2,850万円 3,103万円 2,800万円 2,546万円 2,318万円
月の返済額 9.3万円 10.1万円 9.1万円 8.2万円 7.5万円
世帯年収 555万円 586万円 537万円 508万円 502万円

このデータはフラット35利用者調査報告を元に作成しています。

注文住宅とは?

注文住宅とは、家づくりを希望する人がハウスメーカー、工務店など建築会社に自分の予算と要望を伝えて何もないゼロの状態から作ってくオーダーメイド住宅ことです。

注文住宅のメリット

ゼロの状態の自由設計なので、自分のこだわりで好きなように家をデザインすることができることが注文住宅のメリットである。メリットがやはり自由度の高さである。間取りも全て自分で考えることができる。
間取りについてはハウスメーカーや工務店を先に決めておくと、一緒に考案してくれるので先に決めておいたほうが◎。プロに要望を相談をするとアイデアを出してくれるのでさらに理想的な間取りに近づけることができます。

注文住宅のデメリット

注文住宅のデメリットとしては、建売住宅より価格が高く土地が必要である。
だが、デメリットを超越する自由度の高さを考えると価格が高いのもうなづけます。

平屋、2階建てなどの建物別の間取りの考え方は別にまとめましたのでこちらをご覧ください。
平屋と2階建て、3階建てのメリット・デメリット

注文住宅を建てるには土地が必要

注文住宅を建てるには土地が必要です。土地を所有していない場合でもハウスメーカーや工務店は土地探しを一緒に探してくれますので安心して家づくりをはじめられます。見つけた土地を見てその土地にあった建物や間取りを考えてくれるので、土地をまだ準備していない場合は先に建物を建ててくれるハウスメーカーや工務店を決めます。

決めたハウスメーカーや工務店は土地の売買を仕事とする不動産会社と連携しているところが多いのでオススメの不動産会社を教えてくれます。その不動産会社に行ってやりとりをすると定期的に土地の情報を送ってくれます。

いい土地を見つかったときは、必ず一度ハウスメーカーや工務店の人にも相談することをおすすめします。それは、自分が建てようと考えている建物がこの土地で注文住宅が建てられるのかプロの目線から教えてくれるからです。プロから見ても大丈夫な土地な場合、不動産会社に連絡して土地を購入しましょう。

注文住宅の費用

注文住宅の費用については、

・設計の内容
・設備のグレード
・建材、資材のグレード

によってかかる費用が変わってきます。
注文住宅はグレードによって高くなると感じられるかもしれないが、
キッチン、洗面台、壁のクロス、床材、照明などトコトンこだわりたい部分には費用をかけ、
逆にあまり力を入れる必要が無いところは安く抑えることができるという予算調節をすることができます。

注文住宅は、建物がない状態からはじめる 自分の思い通りの建物を作れる。

注文住宅のまとめ

家を初めから作ることができるので自分の好きなように建てることができる。
自分の希望を施行会社に伝え、「外観」「間取り」「色合い」「設備」などの自由度が高い。

建売住宅とは?

建売住宅とは、土地と住宅をセットで販売されている新築の戸建て住宅のこと。分譲住宅という言葉をCMなどで聞いたりすると思いますが建売住宅と分譲住宅はほとんど同じ意味です。
建売住宅は注文住宅より自由度が低いが価格が安いのがメリットである。なので予算をあまりかけたくなく決められた形で売られている建物のほうが好みという方におすすめです。

以前建売住宅も、建物がすべて完成してから販売を開始し、住宅を購入を判断してもらうことが多かったが、
今は建物を建てる前や建築中の段階で販売するところも増えてきている。
それは、売主側としても購入者が早期に決まっていれば、経営面(金利、資金面)もラクになるからです。
購入側も着工前の場合であれば、プラン変更の要望が通りやすく答えてくれるところも多いです。

建物完成後 建物のイメージがしやすい。建築中の様子が見れない。
建物完成前 プラン変更の要望が通りやすい。

建売住宅の立地場所は、一般的にはまとまった広い土地をいくつかの区画に分けて、同じ仕様の住宅を複数棟建てて販売されます。

大規模と小規模で売り主が少し違います。
新しい街を作るニュータウンといわれるような大規模な開発を行い分譲する場合の売り主は、不動産会社が直接販売することが多く。
小規模な分譲の場合の売り主は、仲人となる不動産会社が販売することが多いです。
大規模開発の分譲建売住宅を購入するメリットは、住宅の外観デザインが統一されることが多く景観が揃った美しい街並みが形成される。

建売住宅のまとめ

完成の形ができあがっているので、完成形を見ながら判断ができる。
出来上がったあとの「建物の大きさ」「間取り」「色合い」「設備」など建てる前の考えていたイメージと違ったということを抑えることができます。
ただし、以前より販売方法が変わってきており購入者が決まってから建築という方法も増えてきている。
その場合は建売住宅と最大のメリットである完成ノカタチを見ながら購入というメリットが薄れてしまいますので注意が必要です。
大規模開発の分譲販売の場合町並みが統一され町並みが美しい。