注文住宅の価格を安く買うための購入時期は?

注文住宅の価格は値引き交渉できる?

注文住宅の予算内に収めるために値引き交渉をしたくなるときもあると思います。「安くしてください」とダイレクトにいえば値引きが成功するわけではありません。売る側も商売ですし、良い物を作るためにはお金がかかるのも当然のことです。そこでどうすれば上手く値引きをするためのコツを注意点を交えて紹介していきます。

注文住宅の値引き交渉は可能

注文住宅に定価はありません。丈夫な家やお洒落な家を作りたいのであればそれに必要な材料を必使います。安くすることを優先させるのであればそういった部材をグレードダウンすることになります。グレードを保ちつつ価格を下げるというのも実際には可能なのですが、そこには交渉の進め方やタイミングが重要となります。この2つを抑えておけば数百万円の値下げも夢ではありません。

注文住宅の値引き時期を見極めるには

値引き時期はある?という疑問を持つ人はたくさんいます。例えば結婚式を挙げるのにも閑散期となる夏や冬に挙式をすれば費用を大きくカットさせることができますし、車の購入においても3月や4月などの多くの人が車を買い求める時期を避ければ比較的値引き交渉をしやすくなります。このような値引きの成功率があがる時期が注文住宅にもあります。

しかしその時期を見極めるのはかなり難しいです。住宅購入を考える時期は人によって様々で、新生活をスタートさせたいからと3月や4月に入居できるよう注文するという人もそれほど多くはないからです。しっかり資金がたまって購入準備ができるまでは実家や賃貸に身を置くという人が多いので繁忙期や閑散期の見極めが難しいとされています。

ではどうすればいいのか?その大きなポイントは土地情報です。新しく土地開発されたり、すでに土地が少ないという地域であれば住宅購入を決意する人も出てきます。様々な住宅メーカーに行ってどこと契約をするのか悩んでいる人が多いので、確実に獲得していくためにも他のメーカーよりもお得感を感じてもらえるよう値引き交渉に応じてくれやすくなります。

営業マンと仲良くしすぎると値引きしにくくなる

できるだけ営業マンと仲良くなって、気軽に相談することができるような親密さがあれば値引きがしやすくなるだろうと目論む人がいますが、実はこれは逆効果です。営業マンからすれば大きな契約になるので少しでも値引きはしたくありません。お客さんと仲が良いほど交渉を持ちかけられてもお断りしやすいのです。しかしある程度の距離感を保ちつつ真剣に値引き交渉を行えば売る側も真剣に応じてくれます。軽いノリでやると逆に足元をすくわれてしまうと覚えておいた方が良いでしょう。

注文住宅を安く買うためには?

注文住宅を少しでも安く購入するためには様々なコツがあります。予算内に収めるために少しでも安く購入するポイントを紹介していきます。

相見積もりで住宅メーカーを決める

営業マンのセールストークに押されて契約を決めてしまったという人も少なくはありません。そうならないために1社ではなく複数の業者から見積もりを出してもらい比較することを頭にいれておくが大事です。なぜなら、同じ材料を使って同じクオリティの家を建てるとしても総額に差が出てくるものです。これは仕入れコストや人件費、宣伝費や上乗せ利益などが会社ごとで違うためです。1社ではなく複数社で比較することでどこが自分にとって安いなるのかが見えてきます。

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丈夫な家を建てるというのは購入者からすれば譲ることができない大切な条件です。しかし会社側の利益や人件費などはお客さん側からすれば関係のない部分なので必要なところにだけお金をかけるという方針をとれば質を落とすことなく住宅購入をすることが可能になります。

オプション内容でコストカットをはかる

設備や壁紙の種類など、欲しい物をつけていけばいくほどお金がかかっていくのは当然です。そこで注目すべきは「不必要な部分を削る」ということです。例えば2階建ての家に2つトイレが備わっている場合があります。1階に1つしか必要ないということで2階のトイレを取り払えばそれだけでコストを削ることができます。また備え付けの棚をなくしてもらったり、壁紙をエコ素材のものにしたりなど工夫次第でコストカットは十分に可能です。

最適な購入時期を見極める

住宅関係で使うことができる制度にはいくつかあります。それらが適応されれば購入者の負担が軽減されますし、中には予算よりもお得に購入することができたという人もいます。2019年から消費税が10%に引き上げられるということから8%のうちに購入をしようとする人が多く、現在ではたくさんの人が住宅購入を行っていて土地不足になっている所もあるほどです。ほんの少しの経済の変化で家計にかかる負担が大きく変わってくるので日頃からニュースに耳を傾けるようにし、制度なども見直して自分たちにとっていつが最適な時期なのかを見極めるようにしましょう。

注文住宅はいつ買うのが最適?

注文住宅を安く購入するためには様々なポイントがあります。購入時期や制度の活用、税金関係などのお得な制度知っておくとそれだけでも数万円から数十万円、人によっては数百万円という大きな費用をカットすることが可能となります。まずはいつ頃買うのが最適なのかそれを見極めるために必要なポイントをいくつか紹介します。

住宅ローン減税の制度を利用して金利負担を減らす

注文住宅を購入する際に住宅ローンを使わずに現金一括で購入する人は少ないです。数千万円というたくさんの費用がかかりますし、人生でもっとも大きな買い物だといっても過言ではありません。そのため住宅ローンを借り入れして購入を考えるという人がほとんどなのですが、その際の金利負担の軽減を図るための制度が住宅ローン減税です。毎年末のローン残高または住宅の取得対価のうちいずれか少ない方の金額から1%が所得税の額から控除されます。たった1%と思われるかもしれませんが、数百万円や数千万円というローン額から考えると1%も非常に大きなものです。ローンがたくさんあるのに税金も払うということを避けられるので活用することをおすすめします。消費税の引き上げに合わせて平成26年から減税制度も見直しが行われています。最大控除額が200万円だったのが400万円になっているのでこういった控除額の変動も事前にチェックしておきましょう。

消費税による影響を緩和するすまい給付金

住宅ローン減税というのは所得税から控除をするという仕組みとなるため収入が低い人だとあまり大きな効果を実感することができません。しかしすまい給付金は消費税増額による負担の軽減をはかるものなので、収入が低い人でも十分な恩恵を得ることが可能となります。給付額を決めるのは収入になるので人によって変わるということを覚えておきましょう。すまい給付金制度は平成33年12月までに引き渡され入居が完了した住宅までという期限があります。それ以降はこの制度を利用することができなくなってしまうのでいずれは注文住宅を購入するつもりであればそれまでに入居できるように計画を立てて制度を利用しましょう。

贈与税の非課税枠を利用する

1年間にもらった財産の合計額が110万円を超えると贈与税が発生します。身内からもらったお金でも税金がかかってしまうというのは損した気分になりますよね。そうならないためにも非課税枠をきちんと把握しておくことが重要です。

住宅購入の場合の贈与税とは?

贈与税は本来は110万円という額が決まっているのですが、住宅購入の場合は少し違います。住宅購入の贈与税は「住宅取得等資金贈与の非課税」という制度があり、消費税8%の物件であれば最大1,200万円までの非課税枠が設けられます。つまり消費税8%の物件を購入契約すれば最大1200万円に基礎控除額の110万円を足した計1310万円までが贈与税がかからないということになります。

2019年の消費税増税に伴い贈与税が見直しされます

しかし2019年には消費税が10%に引き上げられるのでこの贈与税に関しても見直しがされます。時期によって非課税枠が異なり、一番枠が大きいのが2019年4月1日~2020年3月31日の約1年間です。この期間であれば一般住宅は2500万円、一定基準を満たす住宅であれば3000万円という枠になります。つまり両親などの家族から支援があることが分かっている人はそれを最大限に利用することができる時期を見極めておかなければ贈与税がかかってしまう可能性があります。贈与額が少なければあまり心配する必要はありませんが、もし多くの支援が見込めるのであれば最適な時期を見極めるようにしましょう。

人生で大きな買い物だからこそ住宅購入を実現させやすいように様々な制度が設けられています。しかしそれらはすべて統一されたものではなく、収入であったり住宅の価格であったり様々なポイントで価格が変動するので最適な時期は自分で見極める必要があります。なかには期間限定の制度もあるのでせっかく購入するのであればその制度が利用できる今がおすすめです。これから消費税が引き上げられたり、経済状況に応じて新たな制度が加わる可能性も十分にあります。現在の制度がなくなるからとあせって購入してしまうと家計が苦しくなるだけです。少しずつ計画を立てて自分にあった最適な時期を見極めましょう。

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