これから家づくりを始めようかなと思った時、まずどんな行動をとりますか?
①まず住宅展示場に行ってみる?
②住宅イベントに参加してみる?
③とりあえず資料請求?
家づくりを考えた方で最初に取る行動の中で、 多いのはこの3つだと思います。
※この記事は、大手ハウスメーカーに勤務している営業マンにインタビューを行い、注文住宅のプロだからわかる家づくりのはじめかたについて教えてもらいました。
①まず住宅展示場に行ってみる?
住宅展示場に行けば、 モデルハウスがたくさんあるので一度にたくさんのメーカーを見れることが一番のポイントです。「思い立ったらすぐ行動」という人は、まず住宅展示場に行くのではないでしょうか。
住宅展示場の良い点は、実際に見学ができるところと営業マンの説明が聞けるところです。自分で勉強しようと思ってもわかりにくいところを営業マンが教えてくれることも多いです。
ただ、これは経験者にしかわからないのですが、 大きなデメリットが一つあります。
それは、初めて住宅展示場で会った営業マンがそのメーカーで建てるときの担当者になることです。
もちろん一概には言えませんが、住宅メーカーの営業マンは、 10年で1割も残らないほど離職率がとても高い仕事です。担当になった営業マンが、 家が完成する前に成績が悪くクビになってしまうというのは、よくある話です。
せっかくなら建てた後も、 ずっと面倒を見てもらいたいですよね。
また、離職率が高いということは、 経験の浅い人に当たる確率が高いということです。よほどの揉め事を起こさない限りは、担当の営業マンを変えることはできません。
これはほとんどの人にとって、 隠れたリスクです。あまり軽い気持ちで、住宅展示場に行くと後悔することがあるかもしれません。
②住宅イベントに参加してみる?
住宅イベントは毎月のように行われています。
「住宅イベントは無料で教えてくれるなんて嬉しい。」 と思う人も多いと思います。
しかし、これは運営側からするとできるだけお金をかけずにお客様を集めるためのマーケティング戦略です。
住宅イベントは、ものすごく簡単にいうと、「これを教えてあげるから、名前と住所を教えて!」というものです。
ここでもその時に担当した営業マンが基本的にはそのまま担当につきます。優秀な人もいるかもしれませんが、イベントの準備はかなりの肉体労働です。9割型新人営業マンがやることになります。
人気の営業マンは、そもそも予定があるのでイベントに出ませんし、展示場にいることも少ないのです。
③とりあえず資料請求?
これはこの3つの中で、 一番やる気のない選択に見られると思います。自分で動かないし、アクティブではありません。ですので、資料請求に対してネガティブなイメージを持った人も多いと思います。
しかし、実は私のオススメはこれです!
理由は二つあります。
まず一つ目は、 人気営業マン(仕事ができて提案が素敵で安心できる) が担当するお客様は、紹介客か問い合わせ客だということです。なぜなら、もっとも契約になる可能性が高いお客さんが資料請求をした人だからです。
つまり資料請求した人目線で考えてみると、人気営業マンに最も高確率で出会う方法は、資料請求をすることです。
資料請求をした段階ではどこのメーカーで建てたいか決まっていないです。しかし、その中でもし自分の好みのメーカーが見つかったら、そのメーカーの中で優秀な人気営業マンに担当して欲しい人が多いです。
一生に一度の家づくりで、 担当が良くないからといって妥協して家づくりをしたいという人はものすごく少ないです。
もう一つの理由は、 資料請求した人は見学予約の際にサービスを受けれることが多いことです。資料請求した後、気に入ったところがあれば見学予約をする流れになりますが、今はインターネットから予約をすると、 何かのサービスを受けられることが多いです。多いところでは、クオカード5000円分を出すメーカーもいるそうです。
また、人気の営業マンもしっかりと 時間をとってくれるので焦って説明を聞くようなことはありません。心にゆとりをもって説明を聞くことができます。
以上の2つの理由から、もし家づくりを始めようと思ったら、とりあえず資料請求をすることをお勧めします。
まとめ
家づくりを成功させるには良い営業マンを担当につけることが成功のポイントです。そのために資料請求をすることは良い営業マンに出会える確率が上がるのでオススメです。
一生に一度の家づくりです。
気になるメーカーこそ良い担当についてもらえるよう必ず資料請求をしましょう。
気になるところが見つかっていない人もとりあえず一括で資料請求するのもいいでしょう。
後悔のない家づくりを♪