熊本でローコスト住宅を建てるなら、長く暮らせて安心して住める家を建てたいですよね。
家を建てるとき気になるのはお金の面。年収300万円で新築を建てられるのか?20代で新築を建てられるのか?新築のマイホームは欲しいけれど現在の収入面に不安があったり、住宅ローンの支払いで苦労したくない人の選択肢としてローコスト住宅があります。
そもそもローコスト住宅とは、1000万円の家や1500万円台の家と呼ばれる「1000万円〜1500万円前後の価格帯の家」や「坪単価50万円以内の家」のことをいわれることが多いです。
ただ、熊本でローコスト住宅を建てようと考えたときに
- 「どこでローコスト住宅が建てられる?」
- 「おすすめハウスメーカーや工務店は?」
- 「本当にその価格で家づくりができる?」
- 「どうして安いのか?」
- 「平屋住宅や2階建て住宅も建てられる?」
- 「どういった家が建てられるのか?」
という部分がやはり気になりますよね。
「ローコスト住宅でも長く暮らす家だからこそ安心して住める家が欲しい。」
そんな方のために熊本で1000万円〜1500万円前後の家や坪単価50万円以内の家を提供している、いわゆる「熊本でローコスト住宅を提供している評判のいいおすすめハウスメーカー・工務店」をまとめました。
ハウスメーカーや工務店の特徴やメリット、費用や施工に関する注意しておきたいポイントについてもまとめましたので家づくりの参考にご覧ください。
ローコスト住宅を建てる工務店・ハウスメーカーを探す際に気をつけたいのは、建物の標準仕様と建物本体以外にかかる屋外給排水工事費・仮設工事費・照明器具・カーテンレール・建築確認申請費・消費税など、さまざまな費用を把握することです。
「熊本のおすすめ工務店・ハウスメーカーの資料請求」から資料請求することで家で資料をゆっくり見ることもできます。
ローコスト住宅を建てるなら、熊本の工務店やハウスメーカーに資料請求をして相場価格を知っておきたい人におすすめです。
このローコスト住宅が本当に高いのか安いのかの判断するための目安ができ、価格を比較することができます。
目次
- 1 熊本のおすすめ工務店・ハウスメーカー
- 2 熊本のローコスト住宅を建てるのに人気の工務店・ハウスメーカー
- 3 熊本のローコスト住宅 工務店・ハウスメーカー価格ランキング
- 4 熊本のローコスト住宅 工務店・ハウスメーカー坪単価ランキング
- 5 熊本のローコスト住宅 工務店・ハウスメーカー 価格・坪単価・坪数・間取りまとめ
- 6 ローコスト住宅とは何か?
- 7 ローコスト住宅は「なぜ低価格で家を作れるのか」の理由を知っておく
- 8 ローコスト住宅は必要最低限の標準装備も搭載
- 9 ローコスト住宅のメリットは?
- 10 ローコスト住宅のデメリット・注意しなくてはいけない6つのポイントとは?
- 11 熊本でローコスト住宅を建てるための間取りや設備のヒント
- 12 ローコスト住宅で後悔しないために大事なこと
熊本のおすすめ工務店・ハウスメーカー
熊本にて注文住宅の家づくりをてがけているおすすめの工務店・住宅会社の紹介です。
気になる住宅メーカーを見つけたら資料請求(無料)で、より詳しい家づくり情報を入手してみましょう!
熊本のローコスト住宅を建てるのに人気の工務店・ハウスメーカー
熊本では、多くのローコスト住宅を建てられる工務店・ハウスメーカーがありますが、ここではその内人気のある4社をご紹介します。
- ヒラキハウジング
- 友建設
- アートホーム
- 塚本建設
ヒラキハウジングのローコスト住宅
ヒラキハウジングさんが提供する「建つんです500」は、平屋住宅が500万円で実現する住まいづくりです。 「平屋を500万円で建てられませんか?」という要望から500万円の注文住宅「建つんです500」が生まれました。
その他にもローコスト住宅プランとして600万円平屋の「セカンド600」や700万円2階建ての「ガンバレ700」、850万平屋3LDKの「まるごと850」、さらにゆとりがある1000万円2階建て4LDK「まるごと1000」など、500万円から1000万円で平屋や2階建て、格安3LDKに対応しています。
- 建つんです500(平屋住宅):500万円
- セカンド600(平屋住宅):600万円
- ガンバレ700(2階建て住宅):700万円
所在地:熊本県熊本市中央区出水4丁目14-13号
友建設のローコスト住宅
友建設さんの人気ラインナップ「夢55の家 ひらや」は、コンパクトで住みやすい4つのプランから選べる平屋の家です。平屋のほかにも北欧風・2階建て・屋上付き2階建て・太陽光発電付き平屋を、650万円から1050万円の価格帯で提供しています。
- 夢55の家 ひらや:650万円〜
- 夢55の家 2階建て:850万円〜
所在地:熊本県熊本市南区城南町さんさん2丁目3-1
アートホームのローコスト住宅
アートホームさんの提供するローコスト住宅は「D・FRAME」です。
D・FRAMEは、1000万円からのデザイナーズ住宅として5つの基本プランからローコストでデザイン性の高い住宅を提供しています。 低価格ながら、吹き抜けのある間取り、飽きのこないデザイン、さらにアートホームオリジナル断熱工法で室内換気にも工夫を施した仕様です。
- D・FRAME:1000万円〜
所在地:熊本県熊本市清水万石4丁目5-28
塚本建設のローコスト住宅
塚本建設さんは、ZERO-CUBE(ゼロキューブ)をはじめとした人気のある規格住宅を正規パートナーとして提供する住宅メーカーです。
ローコスト住宅では、ZERO-CUBE を提供しています。ZERO-CUBE(ゼロキューブ) は、グッドデザイン賞を受賞したデザイン性の高い住まいを1000万円からという手の届く費用で実現し、2×4工法ならではの優れた耐震性・耐久性も備えています。 四角のキューブ型の外観が特徴です。ZERO-CUBEは様々なプランやオプションを用意しており、カスタマイズしながら家づくりを楽しむ形になっています。
- ZERO-CUBE:1000万円〜
所在地:熊本県八代市郡築8番町53-8
以上がローコスト住宅を建てるのに人気のオススメ工務店・ハウスメーカーです。
ローコスト住宅を建てるためにまずは資料請求をして、工務店やハウスメーカーの価格を知っておきましょう。
このローコスト住宅が本当に高いのか安いのかの判断するための目安がたてられ、価格を比較することができますのでおすすめです。
熊本のローコスト住宅 工務店・ハウスメーカー価格ランキング
- 1位 ヒラキハウジング【建つんです500】500万円
- 2位 友建設【夢55の家 ひらや】550万円
- 3位 野添建設【コンパクトハウス21坪タイプ】780万円
- 4位 塚本建設【ZERO-CUBE SIMPLE STYLE】900万円
- 5位 コスモホーム【優】986万円
- 6位 アートホーム【D・FRAME】1000万円
- 7位 カシマホーム【27坪プラン】1098万円
- 8位 ジャストホーム【ホッとハウス】1100万円
プラン価格が安い住宅メーカー 1位 ヒラキハウジング、2位 友建設、3位 はなまるハウス
ヒラキハウジングさんの「建つんです500」の500万円が最も安いプラン価格で、友建設さんの「夢55の家 ひらや」550万円、はなまるハウスさんの「19坪」713万円となりました。
熊本のローコスト住宅 工務店・ハウスメーカー坪単価ランキング
- 1位 友建設【夢55の家 ひらや】坪単価34.57万円
- 2位 アートホーム【D・FRAME】坪単価35.65万円
- 3位 塚本建設【ZERO-CUBE SIMPLE STYLE】坪単価35.94万円
- 4位 野添建設【コンパクトハウス21坪タイプ】坪単価37.14万円
- 5位 コスモホーム【優】坪単価39.44万円
- 6位 カシマホーム【27坪プラン】坪単価40.67万円
- 7位 ジャストホーム【ホッとハウス】坪単価44.11万円
- 番外 ヒラキハウジング【建つんです500】坪数のデータなし
坪単価が安い住宅メーカー 1位 友建設、2位 アートホーム、3位 塚本建設
最も坪単価が安かったのは友建設さんの「夢55の家 ひらや」の坪単価34.57万円、続いてアートホームさんの「D・FRAME」坪単価35.65万円、塚本建設さんの「ZERO-CUBE SIMPLE STYLE」坪単価35.94万円となりました。
プラン価格が最も安かったヒラキハウジングさんは坪数をサイト上で公開されていなかったので番外となっています。
以上が熊本のローコスト住宅を建てるのに人気のオススメ工務店・ハウスメーカーです。
熊本でローコスト住宅を建てるためにまずは資料請求をして、工務店やハウスメーカーの価格を知っておきましょう。
このローコスト住宅が本当に高いのか安いのかの判断するための目安がたてられ、価格を比較することができますのでおすすめです。
熊本のローコスト住宅 工務店・ハウスメーカー 価格・坪単価・坪数・間取りまとめ
会社名 | プラン価格 | 坪単価 | 坪数 | 建て方 | 間取り |
---|---|---|---|---|---|
ヒラキハウジング【建つんです500】 | 500万円 | – | – | 平屋 | 2LDK |
友建設【夢55の家 ひらや】 | 650万円 | 34.57万円 | 18.8坪 | 平屋 | 2LDK |
野添建設【コンパクトハウス21坪タイプ】 | 780万円 | 37.14万円 | 21坪 | 2階建て | 3LDK |
塚本建設【ZERO-CUBE SIMPLE STYLE】 | 900万円 | 35.94万円 | 25.04坪 | 2階建て | 3LDK |
コスモホーム【優】 | 986万円 | 39.44万円 | 25坪 | 平屋 | 自由設計 |
アートホーム【D・FRAME】 | 1000万円 | 35.65万円 | 28.05坪 | 2階建て | 5つから選択 |
カシマホーム【27坪プラン】 | 1098万円 | 40.67万円 | 27坪 | 2階建て | 3LDK |
ジャストホーム【ホッとハウス】 | 1100万円 | 44.11万円 | 24.94坪 | 2階建て | 3LDK |
ヒラキハウジングの標準仕様や特徴
システムキッチン【タカラ】 / システムバス【タカラ】ホーロー壁パネル・防湿剤入り / ベタ基礎 / トイレ【INAX】LN便器 / 電気温水器 コントローラー付き / ホーロー化粧洗面台【タカラ】 / 陶器瓦 マットブラック (他3色有り) / IHクッキングヒーター / プラ束防腐対策 / キソパッキング工法
友建設の標準仕様や特徴
構造 木造平屋建て / 屋根 寄棟陶器瓦葺き / 外壁 防火サイディング(ア14)タテ貼 / キッチン システムキッチン IHヒーター / 浴室 システムバス1216タイプ / 洗面所 洗面化粧台シャワー付きタイプ / 収納 4カ所(3.5帖) / トイレ 洋風便器(スローダウン便座) / 給湯器 電気温水器370L
塚本建設の標準仕様や特徴
四角い外観と木目調のファサード / 凹凸を排除したフラットな壁面 / バルコニー / ウォークインクローゼット
コスモホームの標準仕様や特徴
塗り壁 / 無垢材 / 玄関 LIXIL K2 仕様 / サッシ YKK 複合サッシ Low-E ペアガラス / 壁・天井 ビニールクロス (FFC免疫加工) / 収納壁 ビニールクロス (FFC免疫加工) / 床材 合板フロア / 屋根遮熱 なし / キッチン ステンレス天板、ステンレスシンク、3口ガスコンロ
アートホームの標準仕様や特徴
システムキッチン【タカラ】 / 洗面化粧台【INAX】 / ユニットバス【INAX】 / トイレ【INAX】 / ドアホン / 間接照明 (玄関した) / 複層ガラス / オリジナル断熱工法 / 室内換気
カシマホームの標準仕様や特徴
玄関ドア・サッシ【LIXIL】 / 玄関収納ミラー付き / カラーモニターフォン【Panasonic】 / 全室遮光カーテン / サッシ 断熱複層ガラス【LIXIL】 / 建具 NODA / 屋根 COLOR BEST / 全室LED照明器具 / オール電化 電気温水器 IHクッキングヒーター【タカラ】【Panasonic】 / トイレ シャワートイレ LIXIL / 外壁 親水コート14mm(ボックスタイプは15mm)【Panasonic】 / 洗面化粧台 三面鏡【タカラ】【LIXIL】 / バスルーム1616 浴室暖房乾燥機【タカラ】【LIXIL】 / システムキッチン W2400 W2550【タカラ】【Panasonic】
ジャストホームの標準仕様や特徴
ホッとハウス モデルプランは2階建て3LDKのローコスト住宅。ジャストホームさんは800棟以上の新築一戸建て施工実績があり、生活に合わせた様々な間取りを提供しています。
ローコストの価格帯でありながら家族が安心してすごせるように耐震・耐火・防音・防犯面も強化されていて、ホッとハウスはベタ基礎やロング基礎パッキン・強い集成材、住宅の強度を高める「頑丈な木継ぎ手・金物」などしっかりした構造や、2階から階下への音を吸収する防音性能も備えています。
発泡断熱材 アクアフォーム / システムキッチン クリナップKT、タカラスタンダード オフェリア / 選べるカーテン / 洗面化粧台 タカラスタンダードELICIO(エリシオ)、クリナップ BTG / 高効率給湯器 / ガラストップビルトインコンロ / 調色・調光タイプの照明器具 / 施解錠リモコンカードキー / ペアガラス
以上が熊本のローコスト住宅の標準仕様まとめです。
熊本でローコスト住宅の詳細は資料請求をして、工務店やハウスメーカーの知識を高めましょう。
このローコスト住宅が設備が良いのか比較することができますのでおすすめです。
ローコスト住宅とは何か?
ローコスト住宅とは、材料費などの費用を抑えることで比較的安い価格で建てられた注文住宅のことです。
1000万円の家や1500万円台の家と呼ばれる「1000万円〜1500万円前後の価格帯の家」や「坪単価50万円までに抑えられる家」のことをローコスト住宅と一般的にいわれています。
家の建築費には、大きく分けて3つの費用がかかります。
- 材料費
- 広告宣伝費、人件費
- 諸経費
この3つの費用を可能な限り抑えてできた住宅のことをローコスト住宅というわけです。
簡単に言うと、家を建てるためのコストを最大限まで抑えた価格の安い住宅ということになります。
ローコスト住宅は、価格が安いため賃貸並みの月額費用(住宅ローン)で建てられることが1番の魅力です。
ローコスト住宅は「なぜ低価格で家を作れるのか」の理由を知っておく
ローコスト住宅は、なぜ低価格が実現できるのかという理由を知っておきましょう。
ローコスト住宅は、品質もデザインも優れていて耐久性も良い家です。良い家なのにどうして低価格が実現できるでしょうか?
しかも低価格なだけでなく自由設計の注文住宅を提供している住宅メーカーも存在します。
はじめに考えられる理由としては、住まいにかかる主な費用である
- 「材料費」
- 「広告宣伝費、人件費」
- 「諸経費」
を安く抑えることができたからです。
さらにローコストで住まいを提供するために建物の「間取り」を工夫している住宅メーカーも多いです。
材料費を大量仕入れなどで削減している
材料費を大量仕入れなどで削減して、ローコスト住宅を提供しているハウスメーカーや工務店が多いです。
独自の仕入ルートを開拓したり、大量仕入れを行ったり、コストダウンのためのシステムを採用するなど、低価格で材料を仕入れ材料費を少なくしているハウスメーカーや工務店が多いです。
広告宣伝費・人件費を削減している
広告宣伝費・人件費を削減して、ローコスト住宅を提供しているハウスメーカーや工務店が多いです。
広告として活用する媒体を厳選し広告費を抑えたり、維持費・人件費などを抑えることで費用を安くしているハウスメーカーや工務店が多いです。
ローコスト住宅は、大量仕入れを行ったり、建材のカットや加工は工場であらかじめ行われます。事前に準備することで、施工する際に必要以上の人員を雇うことを減らし人件費を抑えています。
諸経費を削減している
諸経費を削減して、ローコスト住宅を提供しているハウスメーカーや工務店が多いです。
シンプルな間取り構造にすることで、打ち合わせの手間を減らしたり、部屋数を抑えドア・壁・床・照明機器などの材料費を抑えることで費用を安くしているハウスメーカーや工務店が多いです。
ローコスト住宅が安くで家を建てられる一番の理由は、材料費の削減です。
家を建てるための材料費の削減と聞くと、「材料や品質はどうなの?」と疑問に思いますよね。
実際のローコスト住宅は材料や品質はほぼ同じで、大手ハウスメーカーで使用しているものとほとんど違いがありません。材料自体の質を下げるのではなくシンプルな構造な家を建てることで建築費用の削減をします。
建物自体をシンプルな構造にすることで余分な材料を省くことで材料費が安く抑えることができるのです。更にシンプルなデザインの場合、人件費も抑えることができます。そのためローコスト住宅はシンプルな形の家が非常に多いです。
その他にも、
- 材料を工場でカットしてから建てる(現場で切らない)
- 和室が少ない傾向にある(畳引き込み費用削減)
- 展示場を建てない(宣伝費の削減)
- 独自の材料仕入れルートを確保(材料費の削減)
- 建てるまでの時間を短くする(人件費の削減)
という企業努力でローコスト住宅が成り立っています。
ローコストで住宅を提供するために徹底してコストカットをしているのでローコスト住宅が建てられるのです。
なぜローコスト住宅が安いのか知りたい人はまずは資料請求をして、工務店やハウスメーカーの価格を知っておきましょう。
このローコスト住宅が本当に高いのか安いのかを判断するための目安ができ、価格を比較することができます。
ローコスト住宅は必要最低限の標準装備も搭載
ローコスト住宅は、「ローコストだから標準装備が何も付いていないのでは?」と思われる方も多いです。多くのローコスト住宅では、必要最低限の標準装備が付けられており価格に含まれています。
ローコスト住宅だけではなくどの注文住宅でもいえることなのですが、「どこまでが標準装備なのか確認」が必要です。
ローコスト住宅の必要最低限の標準装備はどの程度のものなのか確認
ローコスト住宅の標準装備(標準仕様)は、「どこまでが標準装備なのか確認」しておく必要があります。
ローコスト住宅の標準装備のグレードは「生活する上で必要なもののみとしているところ」が多いため、一般的に大手ハウスメーカーの住宅よりも低く設定されています。
そのため、自分の要望は標準装備に含まれているのか確認しておくことで、「ローコスト住宅の標準装備にない要望を足していくと、いつの間にかローコスト住宅の価格が膨らんでしまった」というよくあるローコスト住宅の失敗を防ぐことができます。
家が完成してから不満を感じることが多いところは、「内装材や床材、キッチンの機能性や質感」という部分です。
内装材や床材、キッチンなどは建てたあとに「リフォームをしない限り変えにくい部分」なため、ローコスト住宅を建てる際に納得した装備を選択したほうが良いといわれています。
ローコスト住宅のメリットは?
ローコスト住宅の1番のメリットは、ローコストの名の通り安い価格で家が建てられることです。どうやってローコスト住宅が実現できるのか知るために、まずは「ローコスト住宅のメリットは何か?」知っておく必要があります。
ローコスト住宅の最大のメリットは、価格
ローコスト住宅の最大のメリットは、安い価格で家を建てられることです。
ローコストでありながら、デザイン性や断熱性・耐火性・耐久性など住まいの品質を追求している工務店もあります。ローコスト(低価格)でありながら、品質の高い家が建てられることこそがローコスト住宅の1番のメリットとなります。
ローコスト住宅の坪単価20万円~50万円と大手ハウスメーカーの坪単価60万円~80万円を比較すると、その安さはやはり魅力的です。
例えば30坪のローコスト住宅を建てたときの価格を考えると、
・大手ハウスメーカーの場合は、1,800万円〜2,400万円
・ローコスト住宅の場合は、600万円〜1,500万円
になり900万円〜1,200万円の差があります。
ローコスト住宅を購入した人の中では、古くなったマイホームのリフォームを検討していた方が、1000万円台で建て替えられるならと購入したケースも多いです。リフォームするより新築のローコスト住宅のほうが低価格であれば当然選択肢に入りますよね。
ローコスト住宅のメリットは、毎月の住宅ローンの負担が少ないこと
ローコスト住宅は、建築費が安いので毎月の住宅ローンの負担も少なく購入ができることがメリットです。少ない予算で建てらるので若い方にも人気です。
ローコスト住宅の場合、1,500万円以内の価格建てられますので、毎月の住宅ローン返済も賃貸とほぼかわらない費用の負担だけですみます。
そのため住宅ローンの返済額の負担も気にならず、余ったお金を貯金に回したり子どもの教育費に回すことなどができます。
また住宅ローンの審査が通っても無理な返済計画をしてしまうと、後々の返済が辛くなってしまいます。将来の資金面のリスクも減らすことができます。
ローコスト住宅は、建築費が安いため住宅ローンの借り入れる金額も少なくて速めに完済することが大きなメリットです。
ローコスト住宅のメリットは、こだわる部分だけオプションで追加できること
ローコスト住宅は、価格が安いのでこだわりたい部分をオプションで追加することがメリットです。
標準プランの本体価格が安いので、「家を建てるならこだわりたい部分もある。でも大手ハウスメーカーは価格が高すぎて予算が足りない」という人は、ローコスト住宅でこだわりたい部分だけオプションで追加できることがメリットです。
ローコスト住宅にオプションをつけると価格は上がりますが、それでも通常の新築よりも価格が安いことが多いですので総額を抑えることができます。
オプションを追加して総額予算を超えてしまわないようにするために、他の工務店やハウスメーカーの価格を資料請求をして事前に知っておくことが大事です。
ローコスト住宅のメリットは、品質の安定した住宅を建てることができること
ローコスト住宅は、品質の安定した住宅を建てることができることがメリットです。
ローコスト住宅では、一定規格のサイズにカットしてあるプレカット木材を多くの企業が採用しています。プレカット木材などの同一の設備機器を使用することで品質を安定させることができ、また経験の浅い職人であっても扱いやすい
そのため、ローコスト住宅は安くても比較的安定した仕上がりを実現することができます。
ローコスト住宅のメリットは、工期が約3ヶ月と短いため早く建てられること
ローコスト住宅は、工期が短く早く家が建てられることがメリットです。
ローコスト住宅では、人件費を抑えるために打ち合わせの少なくし、工期も短いため早く建てられます。ローコスト住宅はおよそ3カ月で完成するため、早く家を建てたい方におすすめです。
また、短い期間で建てられると、建てるまでの間に住む家「仮住まいの家賃」も節約できるというメリットもあります。
ローコスト住宅は、規格化された材料や設備を組み合わせることで住宅を建てます。そのため、打ち合わせの説明もパターン化することで少なくし、通常の新築よりも工期を短くすることも可能です。
通常の住宅は完成までに半年以上かかるのが一般的ですが、ローコスト住宅は3か月ほどで完成します。
ローコスト住宅がどれくらいの期間で建てられる方はまずは資料請求をして、工務店やハウスメーカーに確認しましょう。
早めにスケジュールを確認しておくことで資金計画にもゆとりが生まれます。
ローコスト住宅のデメリット・注意しなくてはいけない6つのポイントとは?
ローコスト住宅で住まいを建てる際に、デメリットや確認しておきたいポイントを6つ紹介します。
ローコスト住宅で注意しなくてはいけない6つのポイントを知り、後々後悔しない満足度の高い家を建てましょう。
1.ローコスト住宅「1000万の家」は、どこまでできるのか?
ローコスト住宅「1000万の家」「1500万の家」といった住宅はどこまでできるのか?を知っておく必要があります。
まず注文住宅を建てる場合、通常どのくらいの費用がかかるのか把握しましょう。
注文住宅は1坪あたり50~70万円が平均です。
一般的な注文住宅の価格相場としては、大手ハウスメーカーや工務店に頼んだ場合、1坪あたり50~70万円の工事費です。
関東、首都圏と地方などで価格の差はありますが、全国平均では50万円が目安となります。
大手のハウスメーカーでも「1坪25万円でできます」と言われることもありますが、この価格に外構工事などは入っていない場合が多いので注意が必要です。
ローコスト住宅は1坪あたり20~50万円が平均です。
ローコスト住宅の価格相場としては、1坪あたり20~50万円の工事費です。
この費用に外構工事なども含まれていて、坪単価50万円までに抑えられたらローコスト住宅と一般的にいわれています。
ローコスト住宅を検討する場合、「どこまでが1000万円」、「どこまでが1500万円」というのをしっかり確認する必要があります。
ローコスト住宅を安く提供してくれるハウスメーカーや工務店もありますが、オプション料金などをつけることで料金が上がる場合もあるので注意が必要です。
そのためローコスト住宅を建てるならまずは資料請求をして、ハウスメーカーや工務店の価格を知っておきましょう。
このローコスト住宅が本当に高いのか安いのかのを判断するための目安ができ、価格を比較することができます。
2.ローコスト住宅は、四角のシンプルな構造と間取りが多い
ローコスト住宅は、四角のシンプルな構造と間取りが多いです。
平面な四角の間取りで壁を少ないプランにしたり、2階建ての場合も1階と2階をほぼ同じ構造にすることで、外壁工事の大幅なコストの削減ができます。
外観を凹凸のある2階建てにしてしまうと外壁費用が多くかかってしまうため、ローコスト住宅では四角のシンプルな構造を採用しているところが多いです。凹凸のある住宅を考えている場合は注意が必要です。
なぜ、四角のシンプルな構造と間取りにすることで低価格な家を提供できるのかというと、
- 時間
- 工程
- 手間
- 費用
のカットにつながるからです。
3.ローコスト住宅は、和室がないことが多い
ローコスト住宅は、和室がないことが多いです。和室の場合、「畳の敷き込みや壁の作り込みや障子の張替え」などで人件費と時間がかかりコストが増えてしまいます。
和室ではなく洋室だけにすることでコスト削減をすることができます。そのため、ローコスト住宅の間取りプランの中に和室が入っていないことが多いです。
もし、和室がほしいという場合は追加費用で対応できるか工務店・ハウスメーカーに相談してみましょう。
4. ハウスメーカーと工務店、設計事務所の違い
ローコスト住宅の家づくりをはじめるには、依頼先をどこにするかは非常に重要です。
代表的な建築業者は、ハウスメーカー・工務店・建築設計事務所の3つ。この3つの業者の違いを材料費、諸経費、人件費の面で考えながら説明していきます。
大手ハウスメーカーについて
大手ハウスメーカーは広告宣伝費や人件費などにお金をかけています。大手ハウスメーカーは潤沢な広告費を活用し宣伝するため他社より認知度が高く売れるスピードも早いです。
工務店について
工務店の多くは、地元密着型で中小規模です。広告も地域限定で人件費も安くすみます。細かい要望でも相談すると、臨機応変に対応してくれるメリットがあります。
建築設計事務所について
建築設計事務所も地域密着型が多いです。設計のプロ集団なので高いデザイン性、居住空間を期待できます。
一方、設計のプロですが、施工作業に関しては別の業者に任せることが多いです。
選び方のポイントとしては、営業マンの少ないところは無駄な経費が少ないのでコストが安くすみます。30代~40代のスタッフが多いところは経験豊富な方が多いのでトラブルがあったときに対応が的確です。
5. ローコスト住宅の工期はどのくらいになるのか?
ローコスト住宅の場合の工期は3ヶ月前後となります。日本で一般的な木造軸組工法の工期が4~6ヶ月ですのでそれと比較すると、かなり工期が短いのが特徴です。
そのため、
- 「マイホームが必要な時期が決まっている」
- 「なるべく早く家を建てたい」
といった方の場合は、ローコスト住宅なら設計から入居まで短期間で終えることができる(入居までのスピードが早い)ことがローコスト住宅のメリットになります。
6. ローコスト住宅の「ゆずらない部分」と「ゆずってもいい部分」を考える
ローコスト住宅の「ゆずらない部分」と「ゆずってもいい部分」を考える必要があります。ローコストだからといって施工会社に全ておまかせしてはいけません。
ローコスト住宅を建てる前にはまず「予算が少ないこと」をまず自覚する必要があります。
そして、家を建てる上で「ゆずらない部分」と「ゆずってもいい部分」を考え相談することが成功の一歩になります。
例えば「トイレはひとつでいい。」「キッチンにはこだわらない。」「ローコスト住宅の平屋がいい」というところを明確にしておくことが大切になります。
「ゆずらない部分」と「ゆずってもいい部分」を明確にしておくことで、「気がついたら予算を大幅に超えていた」「一般的な注文住宅と変わらない価格になっていた」というローコスト住宅で多い失敗を防ぐことができます。
ローコスト住宅の「ゆずらない部分」と「ゆずってもいい部分」を考えるときはまずは資料請求をして、工務店やハウスメーカーの価格を知っておきましょう。
このローコスト住宅の「ゆずらない部分」と「ゆずってもいい部分」を採用するとどのくらいの価格なのかの目安ができ、比較することができます。
熊本でローコスト住宅を建てるための間取りや設備のヒント
熊本でローコスト住宅を建てるには、壁や床の材料費を安くする、キッチンや照明などの設備のコスト面を抑えるといった方法がありますが、新築一戸建てのコストを抑える手段として実は間取りが非常に重要です。
ハウスメーカーや工務店などにローコスト住宅の建築を依頼すると、多くの場合プランを選択する方式になります。
ローコスト住宅のプランの中にこれから紹介する条件が入っていることが多いので工務店やハウスメーカーに行く前に知っておくとよいでしょう。
間取りや設備を考えることで建築コストを抑え、ローコスト住宅を熊本で実現するポイントを紹介します。
凸凹を避けシンプルな四角形の間取りにする
ローコスト住宅はシンプルな構造が多く、凸凹を作らない正方形、長方形の設計が多いです。それは凸凹を避けることで外壁・内壁の表面積を少なくし、壁自体や断熱材などのコストカットができるからです。
オーダーメイドは使わない
造作やオーダーメイドはやめて既成品をつかうことでコストを抑えることができます。
どうしてもこだわりたいところがある場合は、ゆずれないポイントだけをオーダーメイドにすることでメリハリのあるプランになります。
部屋は洋室の間取りにする
畳を使う和室より洋室を選択するほうが、畳の敷きこみや障子などの仕切りづくりなどにかかる材料費や人件費を抑えられます。
扉は引き戸より開き戸にする
引き戸は「枠」や「金物」があるためレールの施工時間など開き戸よりコストがかかります。
水回りを分散して配置しない
水回りを複数に分散して配置すると設計・施工・材料、さまざまな面でコストがかさむので効率をよく建てるために水回りは同じところに集めましょう。
以上、こだわる部分とこだわらない部分を明確にして、ローコストでも満足できる住まいを目指してみましょう。
ローコスト住宅で後悔しないために大事なこと
熊本のローコスト住宅の相場(建てたい地域の相場)を把握すること
まずローコスト住宅を建てようとしている地域の相場を把握しましょう。
車や家電製品など高いものを購入するとき各店舗の相場を比較しますよね。それはローコスト住宅を選ぶときでも同じです。
本当にこの価格は適正なのか、この価格は安いのかを把握しておかないと、実際は高かったという可能性もあります。
ハウスメーカーや工務店の良いところ悪いところを把握すること
ハウスメーカーや工務店の特徴や商品情報や評判などを確認して良いところ悪いところを把握しておきましょう。
ハウスメーカーや工務店選びは家を建てるということにおいて非常に重要です。
良い家、悪い家というのは住宅メーカーの選びでほぼ決まりますので、じっくりと情報収集をし知識をつけていきましょう。
絞り込んだハウスメーカーや工務店を比較すること
ハウスメーカーや工務店をある程度絞り込んだあとは、今度は絞り込んだハウスメーカーや工務店を比較することが大事です。
ハウスメーカーや工務店の特徴や坪単価、評判などできるだけ比較しましょう。
どのハウスメーカーや工務店か決まったら一度問い合わせをして見るのが大事です。
問い合わせをしてみると、メールの返信の速さや言葉遣い、文面の丁寧さや返答力など今まで見えなかった部分が見えてくるからです。
- メールの返答が早い
- 返答内容も正確
- 言葉遣いも丁寧
などであれば問題ありません。
逆に、
- メールの返答が遅い
- 間違いに謝罪文がない
- 返答内容があいまい
- すぐに営業感を出してくる
などであれば別のハウスメーカーを検討したほうが良いです。
以上のことを行うと、よいハウスメーカーが見つかりやすくなりますのでまずは資料請求をして情報収集を始めましょう。